Wednesday, February 10, 2010

D-lab Developing World Prosthetics 初日

2月に入り、MITの春セメスターが始まりました。
前回のエントリーでD-labは3つのカテゴリーがあり、合計10のクラスがあるということを書きました。私(遠藤)はD-labのDesignのカテゴリーの中のDeveloping World Prosthetics(DWP)というクラスのインストラクターをしているので、このブログでクラスの様子を紹介していこうと思っております。

クラス初日は、去年と同じようにD-labとDWPの説明、バイオメカニクスの基礎、コラボレータJaipurFootの紹介、そしてDWPが過去に行ってきたプロジェクトの紹介をしました。スライドはコースのwebsiteにアップロードしてあるので、よろしかったらぜひ見てみてください。

以下の動画は、2年前にインドにいったときに行った大腿義足の実験の様子です。



アメリカや日本では、長ズボンを着、クツを履いて外出することが多い為にそこまで義足の見た目を気にする人は多くないですが(インドに比べたら)、インドの人は短パンをはいて裸足で歩くことが多く、義足の見た目を非常に気にします。義足が足のような色・形でなければ受け入れられないのです。そのために、われわれは、すねと大腿の部分は従来のものを使用し、関節部分だけを設計し直すことにしました。材料は彼らが普段からつかっているHDPE(High Density PolyEthylene)を使うことにしました。このような制約条件の中で、現地の人々が求める技術を開発し、実際に現地で実装する過程がD-labの重要な部分なのです。

あれから2年経って、この大腿義足を設計した学部生がすでに卒業してしまい、プロジェクトの存続の危機もありましたが、なんとか今年新しいプロトタイプを夏までに作って、技術を現地に根付かせたいと頑張っております。

授業が終わった後、参加できなかった学部生数人からクラスを聴講したいというメールをもらいました。数日後には学生の数も固定されるので、次週クラスでは学生をチーム分けしてプロジェクトを割り当てる予定です。

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